豊平川の花火大会も終わり、夏もあと一ヶ月となりました。
皆様、いかがお過ごしですか?校正の佐々木です。
さて、夏といえば夏休み。夏休みといえば「夏休み子ども科学電話相談」です。
夏休みの間にNHKのラジオ第一で放送されているこの番組が、ここ数年の私の夏の風物詩です。
中学生までの「全国のおともだち」の科学に関する疑問・興味に専門家が答えるのですが、「全国の大きなおともだち」(私のような大人ですな)をも虜にする秀逸な番組です。
午前中の放送なので帰宅後、家事などしつつ「聴き逃しサービス」で聴きながら、毎回「へぇ~、そうなんだ~」と関心しています。
子ども達の素朴で可愛らしい疑問や、専門家をも唸らせる質問にも驚かされますが、不明確な疑問の内容を的確に読み取るNHKアナウンサーの読(聴?)解力や、科学用語を知らない子ども達になんとか噛み砕いて説明する(「細胞」は「つぶつぶ」)専門家の涙ぐましい努力など、聴き所満載です。
また、スタジオにいる複数の専門家の間での学際的なやり取りが聴けたりと、自然科学好きにはたまりません。
そんな中、ちょっと異質なのが「ダイナソー小林」こと小林快次先生(分からない方は私の第5回ブログへ!)と恐竜大好きキッズ達とのやり取りです。
先生に質問する子ども達は、ほとんどが恐ろしいほどの恐竜の知識の持ち主で、先生もそれを前提とした上で話を進めます。先生の逆質問に対してスラスラと答えていく子ども達と、その遣り取りから完全に置いていかれる視聴者…。頭の中は疑問符だらけです。
なんでも先生は、フィールドワーク先の海外からでもこの番組のためだけに帰国なさるくらい、楽しみにしておられるそうで、惜しげもなくこれから発表予定の学説なども話してくださいます。
丁度今週から先生のご登場で、今年も先生とキッズ達との「バトル」が繰り広げられるのか、楽しみです。
この一週間で一番驚いた質問は「洗濯機でカブトムシを洗っちゃいましたが、生きていました。どうしてですか?」というもの。解答が気になった方は親切な「全国の大きなおともだち」が質問・解答のまとめサイトをつくっておられるので、検索してみてください。
残念ながらラジオの「聴き逃しサービス」は一週間なので、この回はもう聴けないのですが、内容を知れば思わず「へぇ~、そうなんだ~」と言ってしまうはずです。
実は私も昆虫の先生に質問したいことがあるのですが、いかんせん「大きなおともだち」なので自力でなんとかするしかなさそうです…。
注:謎のタイトルは番組のオープニング曲を言語化したものです。こう聴こえるかどうか、是非「聴き逃しサイト」で番組を聴いてみてください。