肉食女子
今年は秋を楽しむ間もなく一気に冬がやってきたような札幌ですが、皆様いかがお過ごしですか、校正の佐々木です。
さて、老人と中年の二人暮らしの我が家では、夕食の主菜を魚が占める割合がかなり高く、週末以外は魚だった、なんてことは普通です。まぁ、単に親子揃って魚好きというのもあるのですが。
春告げ魚のニシンに始まり、サクラマス、トキシラズ、サンマ、ヤナギノマイ、カレイ、ハタハタ…。最近では近海物のブリも。まさか北海道産のブリが食べられる日がくるとは思いもしませんでした。
そんな我が家でもたまには肉がメインの時があります。
そして、この時期の肉といえば…
はい、ドーーーーーン‼
鹿です、鹿肉です。朝獲りの「ジビエ」です。
朝獲りの野菜や魚介はスーパーに普通に並びますが、なかなか朝獲りの肉は並びません。
ある日届いた鹿のモモ肉。某原始人アニメーションそのままの状態です。
台所の調理台に収まる限界のこの肉を、3時間強かけて父が捌いた結果が、こちら。
まずは、刺身で。
馬刺しのようににんにくで食べてみましたが、岩塩で食べても美味しかったです。これぞ「肉食」。
次は醤油味と味噌味の煮込み2種。
どちらも柔らかくこっくりと味がしみて、新米がすすんでしまう危険な味でした。
写真は撮り損ねたのですが、この他にもちろんステーキもしました。写真をとる間も惜んで、ミディアムレアの肉にナイフを入れておりました…。
最近は鹿肉もスーパーなどで売っているようです。「匂いはどうなの?」と心配される方も
いらっしゃるかもしれませんが、全く気になりません。肉を食べた後のモタれる感じが鹿肉はあまりないような気がします。何せ「高タンパク低カロリー」、それだけでもありがたいことです。
せっかく「ジビエ」が手に入る地域にいるのならば、是非一度は試していただきたいと思います。