2016年7月23日土曜日

僕らは永遠のポケモントレーナー

こんにちは。
「伝説のポケモンは育てても面白くないので使わない派」の小路です。

2016年7月22日の夕方。
終業のベルが鳴った瞬間、おそらく日本中の20〜30代が一斉にスマホを起動させました。
そう、『ポケモンGO』の配信日です。





僕の机の上にはビードルが。














澤木さんのディスプレイの上にはコンパンが。
















なぜに虫ポケモンしか出ないのかというのはさておき、僕らポケモン世代の夢が20年越しに実現した瞬間でした。





いやいやたかがゲームで大げさな、と思う方もいるでしょう。
しかし青春時代をポケモンと共に過ごした人間は、誰もが一度は妄想したはず。
現実世界にもポケモンがいたら、と。
彼らと出会い、彼らと共に冒険ができたらと夢をみたのです。

ポケモン世代である我々が定時を迎えた後に『ポケモンGO』のサーバーがアクセス過多に陥ったのはその現れだと思います(笑)







さて、この話題はきっといつまでも続いてしまうのでここで切り上げまして、実際にプレイして気付いたことを。





このゲーム、ただ歩いているとポケモンが出現するだけでなく、ポケスポットというアイコンが地図上にいくつも現れます。
このアイコンは目印になりそうな(現実に存在する)建物やオブジェなどの場所に表示されており、そこまで歩いて行くとゲーム内で使えるアイテムがもらえる、という仕組みになっています。

早速会社帰りに近くのスポット巡りをしてみたのですが、なんというか、驚きました。
ライオンの像、水道局前のオブジェ、お寺など、会社の近くにこんな場所があったなんて、毎日通い続けていたのに全く気付きませんでした。




そして楽しいのです。
見慣れたはずの街をウロウロし、ときおりポケモンと出会える。
ただそれだけのゲームがとてもワクワクするのです。

ポケスポットのお寺やオブジェを訪れた時、スマホを片手に立ち止まる同年代の人たちを何人も見かけました。
そして目が合った瞬間、お互いに「あっ」と気付くのです。この人もきっと「ポケモントレーナー」なのだな、と。
なんだか少し気恥ずかしく、また、古い友人と再会できたような不思議な気持ちがわき上がりました。


最後に、ここまで絶賛しておいてなんですが、きっと僕はそう遠くないうちに飽きてプレイしなくなるでしょう。(元々スマホゲームはあまり遊ばないので)
このゲームがいつまで続き、何を残していくのかはまだわかりませんが、この気持ちを思い出させてくれた『ポケモンGO』は、僕らにとって確かに価値のあるゲームでした。