2018年12月23日日曜日

つれづれの音

早いもので、2018年が終わろうとしています。皆さんにとってはどんな2018年でしたか?
どうも、今年も(今のところ)可もなく不可もない、校正の佐々木です。

前回のブログは何を書いたかしら?と確認すると「夏休み子ども科学電話相談」のことでした。そして「冬休み子ども科学電話相談」が24日(月)から始まっています。
年明け早々、ダイナソー小林とバード川上を組ませてくるNHKさん、ありがとー‼(古生物学者と鳥類学者の組み合わせは、どちらが祖先か子孫か、という問題が絡んでくるので、中々面白いやり取りになります。)

さて、昨今は音楽を聞きながら歩いている方も多いかと思いわれますが、私はそこまで音楽に拘泥していないので、いつも外の音を聞きながら歩いています。
そうして歩いていると、思わぬ出来事に遭遇して、ちょっと楽しい気分になることがあります。

冬前のことでしょうか、空の上からなにやら聞いたことのない音がする…と見上げると、渡り鳥が綺麗なV字の編隊を組んで頭上を飛んでいるではありませんか。しかも2隊も。初めて見たーっと、一人出勤前の道で興奮してしまいました。

つい先日はこんなことが。帰宅時、私の後ろを親子連れが歩いていました。小学生の兄弟とお母さんです。弟君は「雪積もったー」っと無邪気に喜んでいます。兄君がちょっと不満気にお母さんに訴えます。

兄「しばらく雪降らないって言ったじゃん!」
母「だから2・3日は降らなかったでしょ?」
兄「2・3日はしばらくじゃないよ!」

兄君に一本!前を歩きながら「たしかにしばらくは2・3日というより、4・5日だよなー」と納得してしまいました。

また地下鉄内ではこんなことが。私は目をつぶって席に座っていました。前の優先席にお父さんと幼稚園生くらいの娘さんが座っていたようです。帰宅時、娘さんはお腹が空いてきたのか少しぐずっています。

娘「ねぇ、お父さん、おやつ一枚だけ。ねぇ、一枚でいいの。お願い、本当に一枚だけ」
父「約束したよね、お家まではおやつは食べないって。約束だよ」
娘「一枚、一枚でいいの。ね、お父さん、お願い。一枚おやつ食べたいの」
父「お家に帰ったらね。今は地下鉄の中だから。約束守ろうね」
娘「ねぇ、お父さん…」

以下エンドレス。

私は心の中でこう叫んでいました。「負けるなお父さーーーん!家までガンバレーーー!」と。

そうそう、音楽を聞きながら歩いている皆さん、くれぐれも周囲の状況に気を配ることを忘れないでくださいね。気配を感じずに歩いているのは少し危なく感じます。老婆心からのお願いでした。