2016年6月25日土曜日

フキ

山菜っておいしいですよね。

年齢を重ねるほど好きになっていく山菜。

子供の頃なんて、ウドの酢味噌和えや、たらの芽の天ぷら、
こごみのゴマ和えなんかが食卓に上っても
見向きもしなかったですからね。
そんなエゾシカのエサみたいな料理はいいから
はよハンバーグこねんかい!みたいな。

先日も急に「山の恵みが食べたい!」モードに突入しまして
家族を巻き添えにして近場に出かけてきました。

ただ小さい子供もいるからあんまり手間はかけたくないし
ウドやたらの芽が生えているポイントも知らないし
山奥に入ってヒグマの食卓に上るのもイヤだし
ということで 、今回のターゲットはフキ。

フキオンリーでいきます。

フキもおいしい。
おばあちゃんが作る煮しめに入っている具の中で
油揚げの次に好きなくらいおいしいと思います。























変なテンションでノリノリの兄と
フキ採りに何の面白みも見いだせない妹。

もうシーズンも終わったのか
あんまり青々としたフレッシュフキは無かったですけど
色々な植物や虫を観察しつつ
ハイキング気分でのんびりと歩きながら
それなりの本数をゲット。

ビニール袋に詰めて自宅へと帰りました。

そしてそこからが超めんどくさい。

なんかまな板の上で塩振ってからゴロゴロさせられたり
どうせ後から煮るのに下茹でさせられたり
表面の筋を修行僧のように延々と取らされたり

すべてはおいしいフキを食べるため!と思いながら
頑張って作ったフキの炒め煮。
我ながらかなりおいしく出来たんですけど



















フキがあんまり好きじゃない奥さんと
山菜自体に一片の興味も示さない子供たちに
やさしく見守られながら
ほとんど1人で完食しました。

フキ最高!